北口榛花、ダイヤモンドリーグ復帰戦で苦戦も東京世界陸上へ意欲「新たな挑戦に向けて調整中」
パリ五輪金メダリストの北口榛花がダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会で約2か月ぶりの復帰戦を実施。50m93の記録で10位に終わるも、9月の東京世界陸上へ向けた調整過程を明かす。今後のファイナル出場も確定。

北口榛花の復帰戦を徹底分析
◇ダイヤモンドリーグ第13戦(スイス・ローザンヌ)女子やり投げ結果
- 1投目: ファウル
- 2投目: 50m93(暫定8位)
- 3投目: 49m65(最終10位)
- 4投目以降進出ならず
◆右肘の状態と調整経過
7月の日本選手権欠場原因となった右肘内側上顆炎について、北口は「投擲時の違和感は残るものの、コンディションは80%程度まで回復」とコメント。トレーニングでは最大55m台を記録しているという。
### 専門家の見解
「故障明けの初戦としては及第点。スピード系の動作に課題が残るが、軸のブレないフォームは健在」(スポーツ報知・陸上専門記者)
### 今後のスケジュール
- ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8/27-28・チューリヒ)
- 年間ランキング6位以内で出場権獲得済
- 東京世界陸上(9/13-)
- 国立競技場でのパフォーマンスに注目
### データで見る北口榛花 | 項目 | 数値 |
---|---|---|
自己ベスト | 63m98(2024年6月) | |
今季最高 | 61m45 | |
世界ランク | 3位 |
◆ファンへのメッセージ
「応援してくださる方々への感謝を力に変え、世界陸上では金メダル級の投擲を見せたい」と意欲を語った。