【陸上】秦澄美鈴が6m38で世界へ挑戦!井戸アビゲイル風果が200m制覇、七種競技で大玉華鈴が圧巻V - WAコンチネンタルツアー速報
ポーランドで開催されたWAコンチネンタルツアーで、秦澄美鈴が走幅跳6m38の好記録で2位入賞。井戸アビゲイル風果は200mで優勝、大玉華鈴が七種競技で圧倒的勝利を収めた日本勢の活躍を詳細リポート。

秦澄美鈴の6m38ジャンプが世界への扉を叩く
住友電工所属の秦澄美鈴選手が8月17日、ポーランド・ゴールデンサンド大会の女子走幅跳で6m38(+2.0)を記録。1回目から安定した6m34をマークし、3回目に大会最高のジャンプを披露。5・6回目も6m30台を連発するなど、東京世界選手権出場枠獲得に向けた手応えをつかんだ。風速管理と踏切タイミングの改善が今後の課題となる。
井戸アビゲイル風果が200mで王者の貫禄
日本記録保持者・井戸アビゲイル風果(東邦銀行)はウズベキスタン大会200mで予選23秒33(-1.5)、決勝23秒46(-0.7)と安定走。直線コースでの爆発的な加速が光り、鶴田玲美選手を0.15秒差で抑える完勝。今季3度目の国際大会優勝で世界ランキングを急上昇させた。
七種競技で大玉華鈴が5539点の圧勝
日体大SMGの大玉華鈴選手は投てき種目で安定感を発揮。走高跳1m75、砲丸投13m21を記録し、総合5539点で優勝。800m最終種目では2分18秒45のラストスパートを見せ、来季の世界大会を睨んだパフォーマンスを披露した。
注目の若手選手たち
- 松本奈菜子(女子400m):52秒70で初優勝
- 藤原孝輝(男子走幅跳):7m76(-0.4)の2位
- 栁田大輝:福井大会100mで自己新記録
今大会では日本選手が計5種目で表彰台に立つ快挙。9月のグランプリシリーズに向け、日本陸上界のさらなる飛躍が期待される。