【陸上】世界選手権切符を掴んだ3人の戦い!泉谷駿介、野本周成、﨑山雄太の快挙
第109回日本陸上競技選手権大会2日目、泉谷駿介、野本周成、﨑山雄太が世界選手権の切符を手にした。


男子110メートルハードル決勝
泉谷駿介選手(住友電工)は、右足にテーピングを巻きながらも序盤から追い上げ、ゴール直前で抜け出し、13秒22(風+0.8)で優勝を飾りました。0秒01差で2位に入った野本周成選手(愛媛競技力本部)とともに、世界選手権の代表に内定しました。この種目では、村竹ラシッド選手(JAL)がすでに代表に決定しており、残りの枠はあと2枠でした。3位だった阿部竜希選手(順天堂大)は、2位と0秒09差で代表入りを逃す結果となりました。
男子やり投げ
﨑山雄太選手(愛媛競技力本部)は、5投目に85m50の世界選手権参加標準記録を大きく超える、87メートル16を記録し、大会制覇を果たしました。この記録は、1989年に溝口和洋さんが記録した87メートル60に迫る日本歴代2位、今季世界4位の好記録でした。﨑山選手は、このビッグスローで日本代表内定を手にしました。
今後の展望
9月に東京で開催される世界選手権に向けて、代表選手たちはさらなる調整と練習を重ねることが期待されます。特に泉谷駿介選手と野本周成選手のハードルでの活躍、そして﨑山雄太選手のやり投げでのさらなる記録更新に注目が集まります。