侍ジャパン対戦の強豪・古林睿煬が左内腹斜筋損傷で離脱、日本ハムに大打撃
日本ハムのエース・古林睿煬が左内腹斜筋損傷で約8週間離脱。侍ジャパン対戦でも活躍した彼の不在がチームに大打撃を与える。

日本ハムは6月4日、エースピッチャー・古林睿煬(グーリン・ルェヤン)が左内腹斜筋損傷と診断され、約8週間の離脱を余儀なくされることを発表しました。古林は前日3日の阪神戦で先発するも、3回途中に緊急降板し、その後札幌市内の病院で検査を受けました。
試合中の緊急降板
古林は3回1死二塁の場面で、中野に対して初球を投じた際に突如苦悶の表情を浮かべ、トレーナーに付き添われてベンチに下がりました。新庄剛志監督も心配そうに見つめる中、そのまま緊急降板となりました。
今シーズンの活躍
今シーズン、古林は5試合に先発し、2勝1敗1完封、防御率2.70と好成績を残していました。特に、2023年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでは台湾代表として出場し、野球日本代表「侍ジャパン」戦では6回1死まで完全試合を継続するなど、その実力は高く評価されています。
チームへの影響
古林の離脱は日本ハムにとって大きな痛手です。昨年台湾リーグで10勝2敗、防御率1.66で最優秀防御率のタイトルを獲得し、MVPにも選出された彼の不在は、チームの戦力に大きな穴を開けることになります。
今後の見通し
球団は、古林の復帰まで約8週間を見込んでいます。この期間、日本ハムは他の投手陣の奮起が求められることでしょう。