【侍ジャパンDAY】伝説の守護神・小林雅英が熱投! 現役時代さながらの剛速球にファン熱狂
ロッテOBの小林雅英氏が侍ジャパンDAYで始球式を実施。背番号30の侍ジャパンユニフォーム姿で現役時代を彷彿とさせるストライク投球を披露し、ファンから大きな喝采を浴びた。アテネ五輪銅メダリストの軌跡を振り返る。

伝説のクローザーが球場に凱旋
2025年7月8日、ZOZOマリンスタジアムで開催された「侍ジャパンDAY」にて、ロッテ黄金期を支えた元守護神・小林雅英氏が始球式に登板。現役時代の背番号30が刻まれた侍ジャパンユニフォーム姿でマウンドに立つと、約1万5千人の観客から大きな拍手が湧き起こった。
「緊張よりも楽しむ気持ちが強かった」と語る小林氏は、キャッチャーミットを構える種市篤氏に向かって力強いストレートを投擲。バックネット裏のスピードガンでは137km/hを記録し、現役引退後も衰えぬ球威をアピールした。
歴史的記録の数々を振り返る
- 2004年アテネ五輪:日本代表として銅メダル獲得
- プロ野球記録:33試合連続セーブポイント(2005年)
- ロッテ在籍9年間:通算193セーブ・防御率2.68
- 愛称「幕張の防波堤」:チームの最終ラインを死守
ファンとの特別な交流
始球式後には打者役の鈴木大地選手と記念撮影を実施。小林氏は「最近は少年野球の指導もしていますが、やはりマウンドに立つ緊張感は格別ですね」と笑顔でコメント。SNS上では《まさに生きる伝説》《あのフォーム懐かしい!》などの反響が相次いだ。
未来へのメッセージ
「次回機会があれば真っ直勝負のストレートを」と意欲を燃やす小林氏。現在はロッテ球団の特別アドバイザーとして後進の指導にも力を注いでおり、その経験を糧にした投球理論の進化が今後の始球式で披露されるかもしれない。