甲子園へ挑む東洋大姫路にプロ野球OBが熱血エール!特別仕様ユニフォームで受け継ぐ「侍の魂」
東洋大姫路高校野球部が卒業生プロ野球選手4名から特別デザインTシャツを授与。甲斐野央(西武)ら侍ジャパン経験者を含むOBの熱い想いを胸に、甲子園出場へ向けた熱い闘志を燃やす。

プロ野球OBからの熱いエール
2025年8月10日、姫路市
雨模様の練習場に鮮やかなオレンジ色が輝いた。東洋大姫路高校野球部員が身にまとう特別仕様Tシャツには、松葉貴大(中日)、原樹理(ヤクルト)、甲斐野央(西武)、岩田幸宏(ヤクルト)の4OBの名が刻まれている。
伝統の系譜
- 松葉貴大:2008年センバツベスト4
- 原樹理:2011年夏甲子園8強
- 甲斐野央:侍ジャパン代表経験
- 岩田幸宏:独立L→社会人→プロの異色経歴
新ユニフォームで練習に臨む選手たち(原晟也撮影)
デザインに込めた想い
左袖の刺繍には「TOYO LEGENDS」の文字。胸元には「CHAMPIONS DNA」のスローガンが躍る。甲斐野選手は「母校のユニフォームに名前が刻まれるのは感慨深い。後輩たちには『プロ野球の先輩も応援している』という自覚を持って戦ってほしい」とコメント。
選手たちの決意
エースの見村昊成(3年)は「このTシャツの重みをバッターボックスで感じたい。夏の甲子園で『東洋大姫路の伝統』を証明します」と力強く語る。監督陣も「OBとの絆が選手のモチベーション向上に繋がっている」と手応えを口にした。
歴史と革新の融合
創部60年を迎える同校では、デジタル分析と精神論を融合した新たな指導法を導入。侍ジャパン出身コーチ陣による「メンタルトレーニング特別講座」も実施され、全国優勝を睨んだ改革が加速している。