今井達也が松坂超え17奪三振! バウアーが絶賛「メジャー確実」侍ジャパンの新エース誕生
西武・今井達也がDeNA戦で9回17奪三振の完封勝利。松坂大輔の球団記録を更新し、元サイ・ヤング賞投手バウアーから「メジャー級の才能」と絶賛された27歳右腕の軌跡を追う。

歴史的記録更新の瞬間
横浜スタジアムに轟いた157km/h速球がファンを沸かせた。6月17日、西武のエース・今井達也(27)がDeNA戦で9回2安打17奪三振の完封勝利。2004年に松坂大輔が記録した球団最多15奪三振を19年ぶりに更新する快挙を達成した。
バウアーとの投手戦
- 3回表:バウアー打席でスライダー空振り三振
- 7回裏:牧秀悟をフォークで斬り捨て
- 9回:157km/h速球で締め
相手先発のトレバー・バウアーも「彼のリリースポイントは特殊で、ストレートの軌道が他投手と全く違う」と舌を巻く。両者の投げ合いはMLB公式YouTubeで配信され、全世界で250万再生を突破した。
メジャー関係者注目の武器
- 凶悪スライダー:横方向に40cm変化
- 多段チェンジアップ:3種類の速度帯
- 縦割れフォーク:最下点で急激に落下
米スポーツイラストレイテッド誌は「来季のメジャー移籍候補トップ5」に今井の名前を挙げた。2026年WBCでは日本代表の切り札として期待がかかる。
スキーンズとの共通点
項目 | 今井達也 | ポール・スキーンズ |
---|---|---|
リリース高 | 1.85m | 1.82m |
ストレート | 158km/h | 155mph(約249km/h) |
奪三振率 | 11.8 | 12.3 |
バウアーが指摘するように、低いリリースポイントから放たれる「浮き上がる速球」が両者の最大の武器。今井は「侍ジャパンで世界と戦うことが次の目標」と意欲を燃やす。