侍ジャパン注目のエース・今井達也、来年WBCでの活躍に期待
西武ライオンズの今井達也投手がメジャーリーグ関係者から注目を集め、来年のWBCでの活躍が期待されています。

今井達也の活躍
西武ライオンズの今井達也投手(27)が、メジャーリーグ関係者から大きな注目を集めています。今井は、24日のロッテ戦で8回5安打1失点と好投し、パ・リーグ2位タイの5勝目(1敗)を挙げました。さらに、開幕から9試合連続でハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)を達成し、防御率0.65、71奪三振とリーグトップの成績を収めています。
メジャーリーグ関係者の評価
あるMLBスカウトは、「今のNPBで一番注目しているピッチャー」と断言。特に、テークバックの小さいスリークオーターのフォームから投げる96マイル(約154キロ)のストレートと、独特の軌道でシンクするスライダーに対応する難しさを指摘しています。「今日本で起きていることが、そのままアメリカで起きる可能性は高い」と語っています。
来年WBCでの期待
来年3月に開催される第6回WBCは、今井の〝品評会〟となりそうです。侍ジャパンが連覇を狙う国際大会には、今井の選出が確実視されています。ドジャースの大谷翔平や山本由伸、メッツの千賀滉大、カブスの今永昇太ら〝メジャー組〟の招集状況によって役割がシーズン中とは変わる可能性もありますが、今井の順調なペースが続けば、「来年のWBCで最も注目される投手になることは間違いない」と太鼓判を押されています。
今井の決意
今井自身は、「ピッチャーも野手も、首脳陣も含めて目の前の1勝に対して貪欲になっている。シーズンが終わるまでこの気持ちを崩さずに頑張りたい」と、昨季の91敗からの巻き返しに必死です。心技体とも成熟期を迎えているエースには、今後も熱い視線が注がれそうです。