【高校野球】夏の甲子園新たな挑戦:夕方開会式と試合スケジュールの革新

2025年の夏の甲子園は史上初の夕方開会式を実施。試合スケジュールも大幅に変更され、選手の健康と観客の満足度を両立させる新たな試みが注目される。

史上初の夕方開会式

2025年8月5日、甲子園球場で行われる第107回全国高校野球選手権大会の開会式は、午後4時から実施される。これは夏の甲子園史上初の夕方開催となる。開会式後、午後5時30分から開幕戦が行われる予定だ。昨年は開会式が午前8時30分、開幕戦が午前10時開始だったが、今年は大幅に時間が変更された。

試合スケジュールの変更

今年の夏の甲子園では、酷暑対策として昨年から導入された2部制がさらに拡大される。第1日から第6日までの6日間、午前と夕方に分けて試合が行われる。特に第2日、第3日、第5日、第6日には4試合が消化される予定だ。午前の部で午後1時45分を超えた場合は継続試合となるが、夕方の部での継続試合実施については未定である。

選手の健康を考慮

日本高野連の井本事務局長は、「一日の試合数が多い準々決勝まで2部制にするのが理想だが、熱中症になる選手は初戦が多かった。『せめて1回戦だけでも』ということで6日目までになった」と説明した。選手の健康を第一に考えたスケジュール調整が行われている。

入場料金の改定

主催者は、3年ぶりに入場料金を全面的に改定した。一日券の中央指定席は4800円(600円増)、一・三塁指定席は3900円(200円増)、アルプス席は2000円(600円増)、外野指定席は1000円(300円増)となった。また、中学生までを対象とした子ども料金も一部変更された。

今後の展望

これらの変更により、大会期間は8月5日から22日までの18日間(3日間の休養日を含む)となり、昨年より1日延びた。組み合わせ抽選会は8月3日に大阪市内で開かれ、甲子園練習は7月31日から8月3日に行われる予定だ。今大会は、選手の健康と観客の満足度を両立させる新たな挑戦として注目される。

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