【五輪へ猛進】世界王者三浦璃来&木原龍一組、今季初戦SP74.13点で好発進「最高のスタート切れた」
フィギュアスケートペアの世界王者・三浦璃来&木原龍一組がカナダ・ウォータールーで今季初戦を突破。SP74.13点を記録し五輪へ向けた調整に手応え。ジャンプミスを課題に残すも、新振付で表現力向上をアピール。

世界王者の意地を見せた初戦
三浦璃来(23)&木原龍一(30)組(木下グループ)が8月15日、カナダ・ウォータールーで行われたチャレンジシリーズ開幕戦に登場。昨季2連覇した世界選手権王者らしい貫禄の演技で、ショートプログラム(SP)74.13点をマークした。
技術的課題と芸術性の進化
- 3回転ツイストリフトでレベル4認定
- スロージャンプで着氷ミスが発生
- 新振付師シェイリン・ボーン氏監修のプログラム構成
- 情感豊かな腕の動きと視線表現が審査員を魅了
木原は「ジャンプの精度向上が急務」と分析する一方、三浦は「観客の鼓動と同步するような振り付けにこだわった」と芸術面の進化を強調。
五輪戦略の緻密な準備
項目 | 詳細 |
---|---|
早期調整 | 例年より1ヶ月前倒しのコンディショニング |
メディカル | 週3回の理学療法で身体メンテナンス |
データ分析 | ジャンプの回転速度を0.1秒単位で計測 |
ライバル情勢と今後の展望
- 中国・隋文静/韓聰組が今季復帰の噂
- ロシア勢の国際大会復帰問題が不透明
- 10月のグランプリシリーズへ向け新エレメント投入予告
三浦は「五輪の舞台でこそ真価を発揮したい」と熱い意欲を語り、冬季スポーツ界の注目を集めている。