【高校野球】開星が8年ぶりの甲子園出場を決める!島根大会決勝で史上最多26得点の大勝利
開星高校が8年ぶりに甲子園出場を決め、島根大会決勝で史上最多の26得点を記録した大勝利の詳細を紹介。

開星の大勝利
2025年7月25日、松江市営野球場で行われた第107回全国高校野球選手権島根大会決勝で、開星高校が松江南高校を26-2で大勝し、8年ぶりに甲子園出場を決めました。この試合で開星は島根大会決勝史上最多の26得点を記録し、27安打という大会最多タイの猛打を見せつけました。
野々村監督の指揮
野々村直通監督は、試合後「よく打ちましたけれども、私は何も指示してないんです」と柔和な笑顔で語りました。厳しい指導で知られる鬼監督ですが、今回は選手たちの力を信じ、自慢の孫を紹介するように、主将の藤江来斗選手(3年)への全幅の信頼を口にしました。
藤江主将の活躍
藤江主将は「プレーで引っ張れない分、声で引っ張ろうと。打者には逆方向に打つことを徹底させました」と26得点の一因を挙げました。7番の松本七斗選手(2年)は本塁打が出ればサイクル安打だったが、7回の右前適時打など逆方向を中心にチーム打撃を徹底し、5安打8打点を記録しました。
歴史的な記録
島根大会での26得点以上は、12年に益田東が浜田水産との1回戦で29得点を挙げて以来13年ぶり4度目。決勝では01年開星の21得点を上回る歴代最多となりました。開星は8年ぶり11度目の夏を迎え、甲子園での活躍が期待されています。