【F1】角田裕毅、ベルギーGPに向けた新たなドライビングスタイルで不振脱却を目指す

F1レッドブルの角田裕毅が、ベルギーGPに向けて新たなドライビングスタイルを試し、不振脱却を目指す。

F1レッドブルの角田裕毅(25)が、自身の将来を左右するベルギー・グランプリ(GP、27日決勝)へ向けて新たなドライビングスタイルを試すことを明らかにした。角田は低迷が続いていることから更迭論が高まっていたが、クリスチャン・ホーナー代表の電撃解雇で風向きが変化。姉妹チームのレーシングブルズ時代に盟友関係だったローラン・メキース代表が新たに就任し、今季中の退団はなくなったとみられており、ヘルムート・マルコ博士も今季は角田に託す方針を繰り返し強調している。

角田にとっては将来をかけた大一番となるベルギーGP。開幕を目前に控えて、並々ならぬ決意を示した。英メディア「プラネットF1」は角田の最新状況を報道。「ドライバー次第だが、同時に今のところ、あのマシンにすぐに慣れたドライバーは見たことがありません。でも同時に、少なくとも短い距離では正しい方向に進んでいると感じている」と角田は復調へ自信を見せている。

「また、全体的なパッケージの点から言えば、マックス(フェルスタッペン)と比べて今年も何かが生まれることは分かっている。だからフルパッケージを手に入れたら、彼らが望むレベルに到達できるという自信はまだある。そのために一生懸命頑張っているんだ」と角田は後半戦に向けてポジティブに捉えている。

そして、快走につながるヒントを得たと明かす。「長期的に見れば、まさにまだ苦労しているところだが、必ず方法を見つける。F1でのキャリアで一度も試したことのないドライビングスタイルをいくつか見つけた。とにかく学ぶことばかりだ」と新たな運転テクニックを習得したと明言したのだ。

「自信という点では、コンディションがセッションごとに変わる中で、例えば各セットアップでマシンがどのように走行するかを正確に把握し、最初のプッシュから全開で走ることができていたRBでの以前の状態と比べて、少し時間をかけているというのは本当だろう。でもレッドブルでは、ビルドアップしなければならなかったかもしれない。私にとってはそれが正しいアプローチだったんだ。間違ったアプローチだとは思わない。少し時間がかかるだけだ」と角田は主張。「1シーズンかかるかどうかは分からないが、少なくとも正しい方向に進んでいるのは良いことだ」と意欲的に語った。

角田の言う秘策がベルギーの地でサク裂するのか楽しみだ。

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