【F1イギリスGP】フェルスタッペン圧巻の逆転ポール! 角田裕毅は11番手に繰り上がり決勝へ挑む
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが劇的な最終アタックでポールポジションを奪取。角田裕毅はペナルティ繰り上げで11番手スタートに。激変する天候と熾烈なタイム争いを徹底解説。

天候との攻防が生んだ大逆転劇
シルバーストン・サーキットで開催されたF1イギリスGP予選は、刻々と変化する気象条件がドラマを生んだ。4度の王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が最終周回で1分24秒892の驚異的ラップを記録し、今季4度目のポールポジションを獲得した。
Q1:コラピントのクラッシュと雨の脅威
- 路面温度25度の不安定なコンディションで開幕
- アルピーヌのコラピントがターン15でクラッシュ→セッション中断
- フェルスタッペンがQ1トップ(1:25.886)、角田は13番手で通過
Q2:マクラーレン勢の猛追
- ノリス(マクラーレン)が1:25.231で暫定トップ
- 角田裕毅は1:25.864で12番手→トップ10まで0.115秒差
- ハミルトン(フェラーリ)がQ2首位通過
Q3:最終周回の奇跡
ドライバー | チーム | ベストタイム |
---|---|---|
フェルスタッペン | レッドブル | 1:24.892 |
ピアストリ | マクラーレン | 1:24.995 |
ノリス | マクラーレン | 1:25.010 |
決勝の注目ポイント
- ベアマンの10グリッド降格で角田が11番手に繰り上がり
- レッドブルRB21のストレート速度が前戦比+3km/h向上
- 予報では60%の降雨確率→タイヤ戦略が鍵に
テクニカル・アナリシス
- フェルスタッペンのポールラップ:セクター3で他車比0.3秒速いトラフィック管理
- マクラーレンMCL60の新型フロントウィングが高速コーナーで効果発揮
- 角田のセッティング:予選後半にリアダンパー調整を実施