ウィンブルドン2025:ジョコビッチがGS25勝目に前進、シナーも順調に3回戦へ
2025年ウィンブルドン選手権で、ノバク・ジョコビッチが2回戦を圧勝し、グランドスラム25勝目に向けて前進。ヤニック・シナーも順調に3回戦へ進出。

ジョコビッチ、2回戦で圧勝
2025年ウィンブルドン選手権の男子シングルス2回戦が7月3日に行われ、大会第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、ワイルドカードのダニエル・エヴァンス(英国)を6-3、6-2、6-0で圧倒し、グランドスラム25勝目に向けて一歩前進しました。
ジョコビッチは試合後、「ウィンブルドンは私の心の中で特別な場所を占めています。ここでつくられた歴史は、もちろん特別です」とコメントしました。
シナー、3回戦へ順調進出
第1シードのヤニック・シナー(イタリア)も、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-1、6-1、6-3で退け、3回戦に進出しました。シナーは今大会、まだ12ゲームしか落としていない強さを見せています。
地元勢の苦戦
地元の期待を背負う第4シードのジャック・ドレイパー(英国)は、準優勝経験を持つマリン・チリッチ(クロアチア)に4-6、3-6、6-1、4-6で敗れ、大会を去りました。
女子シングルスの激戦
女子シングルスでは、上位5シードのうち勝ち残っているのが世界1位のアリーナ・サバレンカのみとなっています。前回女王のバルボラ・クレイチコバ(チェコ)とグランドスラム通算5勝のイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、フルセットマッチを制して敗退を免れました。
クレイチコバはキャロライン・ドールハイド(米国)を6-4、3-6、6-2で下し、シフィオンテクはキャティ・マクナリー(米国)に5-7、6-2、6-1の逆転勝ちを収めました。
その他の注目選手
2022年大会優勝のエレナ・ルバキナ(カザフスタン)と18歳のミラ・アンドレーワも、それぞれ3回戦に進出しています。