【熱闘VNL】日本女子バレー、宿敵ブラジルにフルセット死闘も及ばず…銅メダル懸けポーランドと激突!
バレーボールネーションズリーグ準決勝で日本女子代表は世界ランク2位のブラジルと2-3のフルセット激闘を繰り広げるも決勝進出を逃す。27日開催の3位決定戦で開催国ポーランドとメダルを懸けて対戦。

第1セット 圧巻のスタートダッシュ
石川真佑の鋭いサービスエースで3連続得点を奪い好発進。福留慧美の神懸かり的なスーパーレシーブが光る14-8リードから、佐藤淑乃の決定的ブロックで25-23先取。
第2-3セット ガビの猛攻に苦戦
ブラジルエース・ガビが放つ時速90km超のスパイク連発に苦しむ。特に第3セット終盤、相手の高さを活かしたバックアタックにブロック網を破られ18-25で流れを奪われる。
第4セット 荒木彩花起用で大逆転
アクバシュ監督の大胆な起用が功を奏す。荒木のブロック決定打で9-6リードを築き、和田由紀子のモンスターブロックが20-19の接戦を制し25-19でセット奪取。
最終セット 体力の壁が影響
1-4のビハインドから島村春世のクイック攻撃で反撃するも、ブラジルの波状攻撃に屈す。ガビの強打に加え、ロザマリアの巧みなフェイントが決勝点を決める。
データで見る激闘
- 石川真佑:チーム最多22得点(攻撃成功率48%)
- 佐藤淑乃:7ブロック決定(大会トップクラス)
- 長身リベロ小島満菜美:防御率78%の活躍
次戦展望
3位決定戦では予選ラウンドで3-1で下したポーランドと再戦。ホームの熱狂にどう対応するかが鍵。宮部藍梨のサーブレシーブ安定度と関菜々巳の速攻コンビネーションに期待が集まる。