【大相撲】小結・高安が初出稽古で10連勝の衝撃!横綱豊昇龍に連敗も「稽古の質が変わった」と関係者絶賛
小結・高安が初出稽古で10連勝の快挙を達成。横綱豊昇龍との稽古では課題も見えたが、名古屋場所へ向けた調整に手応えを感じる内容となっています。

初稽古で爆発的な強さ発揮
小結・高安(田子ノ浦)が7月7日、境川部屋での出稽古で驚異的な10連勝を記録。名古屋入り後初の合同稽古で、関脇・霧島や平戸海らを次々と圧倒。「まさかこんなに連勝するとは。稽古熱が高まりすぎたかもしれません(笑)」と苦笑い交じりにコメントした。
横綱戦で見えた課題
横綱・豊昇龍との相撲では連敗を喫するも、その内容に注目が集まる。高安は「四つに組んだ時の腰の入れ方に手応えを感じた。ただ横綱と戦うための持久力が…」と体力面の課題を分析。立浪部屋の関係者は「高安の突き押しが昨場所より鋭くなっている」と評価する。
名古屋場所へ向けた調整
- 体調管理:不安視される腰の状態について「ウナギでスタミナ補給中」とユーモア交じりに報告
- 稽古方針:連日20番以上の激しい稽古を敢行中
- 戦略転換:四つ相撲に加え、押し相撲のバリエーションを強化
専門家の見解
大相撲評論家・山田隆氏は「10連勝は序盤戦の好調を示唆。横綱戦での粘りが今場所の鍵になる」と分析。過去5年間のデータでは、初稽古で8勝以上した力士の初日勝率が78%に達する統計も明らかに。
今場所への期待
高安は「稽古の成果を本番で発揮するのが使命。勝ち星より、相撲内容でファンを驚かせたい」と意気込みを語る。名古屋場所初日(7月13日)の対戦カードへの注目が急上昇中だ。