角田裕毅、カナダGPでの奮闘と次戦オーストリアGPへの意欲
角田裕毅がF1カナダGPで18番グリッドから12位まで挽回。アップグレードの効果と次戦オーストリアGPへの意欲を語る。

角田裕毅、カナダGPでの奮闘
F1第10戦カナダGP決勝で、角田裕毅(レッドブル)は18番グリッドから12位まで挽回しました。中団の接戦を戦い抜きながらも、チャンスを最大限には活かせず、悔しさもにじませました。予選日とは対照的に、決勝では落ち着いた走りを見せ、アップグレードの効果にも手応えを得た様子です。
レースの詳細
角田はレース後、次のように語りました:
「今日はまずまずのペースだったので、18番グリッドからスタートしていくつかポジションを取り戻すことができました。ただ、ミディアムタイヤのときに前のマシンに引っかかって、ダーティエアで本来の速さを発揮しきれなかったですし、セーフティカーのタイミングも僕たちには理想的ではありませんでした。
とはいえ、昨日のバタバタとは違って今日はクリーンなレースができましたし、今週末はクルマにはいくつかのアップグレードも入れて、週末を通して前進できたのは良かったです。今日はこれがベストだったと思いますが、もちろんもっと上を目指したいです。チームとしっかり振り返って、リセットし、大好きなコースのオーストリアに向かいます。マシンへの自信と信頼を築くことに集中し、チームの母国の観客の前で結果を出せるようにしたいです。」
次戦オーストリアGPへの期待
次戦は相性の良いオーストリアGPです。角田は「もっと上を目指したい」と意欲を語り、チームと共にさらなる高みを目指す姿勢を見せています。