【大学野球】東北福祉大・桜井頼之介が完投勝利で7年ぶり4度目の優勝を達成!
東北福祉大が7年ぶり4度目の優勝を果たし、エース桜井頼之介が完投勝利を飾った。仲間の支えと山路監督への最高の誕生日プレゼントとなった。

東北福祉大が7年ぶり4度目の優勝
2025年6月15日、全日本大学野球選手権の決勝戦が神宮球場で行われ、東北福祉大(仙台6大学)が福井工大(北陸)を8-1で破り、7年ぶり4度目の優勝を果たしました。エース桜井頼之介投手(4年=聖カタリナ学園)が準決勝に続き先発し、7安打1失点の完投勝利を飾りました。
桜井頼之介の活躍
前夜からの雨が止み、夕日に照らされたマウンドで桜井頼之介は両手を高く突き上げました。「やっと終わった…」と感慨深げに語りました。疲労が限界を迎えていた中でも、仲間の応援とベンチでの支えが彼を奮い立たせました。9回に入り、球数が100球を超えてもなお、150キロを2度計測し、最後は渾身の148キロ直球で空振り三振を奪いました。
チームの合言葉
「ヨリを日本一のピッチャーにしよう」というチームの合言葉通り、桜井頼之介は主戦として抜群の安定感を誇りました。防御率は1・50以下と、チーム全員が彼を頼りにしていました。桜井自身も「自分がダメでも後ろに良いピッチャーがいてくれるので、いつも安心して投げられます」と信頼の思いを語りました。
山路監督へのプレゼント
16日に59歳の誕生日を迎える山路哲生監督(58)に「日本一」をプレゼントし、北陸勢初の頂点を狙った福井工大の悲願を阻みました。秋の明治神宮大会では、4年間のエンディングに再び「日本一」を描くつもりです。
写真
- ナインから胴上げされる桜井頼之介
【木村有優】