【高校野球】東洋大姫路が秋春連覇達成!兵庫勢初の快挙
東洋大姫路が近畿大会決勝で智弁和歌山を破り、秋春2季連続優勝を達成。兵庫勢初の快挙となった。

2025年6月1日、さとやくスタジアムで行われた高校野球近畿大会決勝で、東洋大姫路(兵庫)が智弁和歌山(和歌山)を1-0で下し、1988年以来37年ぶり4度目の優勝を決めました。
東洋大姫路の圧倒的な選手層
東洋大姫路の今春県大会から背番号1を担う最速147キロ右腕の木下鷹大(3年)が完封勝利を挙げ、内野ゴロの間に挙げた1点を死守しました。木下は「100点に近い投球ができました」とコメントし、今春選抜準優勝の強打線に9安打を許しながらも、効果的に内角直球を用いて得点を与えませんでした。
秋春連覇の意義
秋春連覇は根尾昂(現中日)、藤原恭大(現ロッテ)らを擁して「最強世代」と呼ばれた大阪桐蔭以来7年ぶりの快挙です。この快挙を阪下漣、末永晄大(ともに3年)の「投手二枚看板」を故障で欠く中で達成しました。木下は「自分しかいない」と責任感を力に変え、今春全8試合に登板して防御率0.44(41回1/3、自責点2)という素晴らしい成績を残しました。岡田龍生監督も「実質エースです」と絶賛しました。
兵庫勢初の快挙
秋春2季連続優勝は、2017年秋、18年春の大阪桐蔭(大阪)以来7年ぶり7校目で、兵庫勢初の快挙となりました。東洋大姫路の選手たちの努力とチームワークが実を結んだ結果です。