菅野智之投手、初ブルペンで 35 球を投げ込む

巨人から FA でオリオールズに移籍した菅野智之投手が、18 日（日本時間 19 日）にフロリダ州サラソタのキャンプ施設で初めてブルペン投球練習を行いました。オレンジ色のユニホームを着た菅野は、ウォームアップとキャッチボールの後、ブルペンへ向かいました。ハイド監督ら首脳陣が見守る中、控え捕手サンチェスのミットをめがけ、直球に加え、カーブ、フォーク、カットボール、ツーシームの 4 種類の変化球を含め、計 35 球を投げ込みました。

練習後のインタビュー

練習後の主な質疑応答は以下の通りです。

• 初ブルペンを終えて、感想は？ 「ある程度、自分のボールは投げられた。（投げたのは）スライダー以外の 4 種類です。正直、まだ精度が、というのもありますが、ブルペンに入るのは 6 日ぶり。その中で、ある程度コントロールして投げられたので、一定の手応えは感じています」

• メジャーのブルペン、マウンドや傾斜の感覚は？ 「うーん、特に。そこで投げるのが仕事なんで。特別なものはなかったですけど」

• きょう一番意識したことは？ 「特にないですね。投げながら、色々課題だったり、1 球 1 球、もうちょっとこうだなぁとか考えながら投げるので。1 球 1 球修正しながら、ある程度まとまってきたら、終わろうと思っていた。とにかく開幕にいい状態でいるということが、大きな目標なので」

• サンチェス捕手とバッテリーを組んだ。 「田中さん（現巨人・田中将大）がヤンキースにいた時から（日本人選手を）知っているし、投げやすいなという印象です。（ラッチマン捕手も）すれ違った時に声を掛けてコミュニケーションを取ってくれるし、彼にも早く投げたいなという気持ちです」

• 米キャンプで数日過ごして。 「個人に任されている分、責任が大きいのかな、という気がしますね」

• 新人王については？ 「結果的にそういうところを目指していければいいなと思います」

• 体調面は？ 「徐々に良くなっています。日中のだるさはほとんどないので、かなり体調はいいと思います。気温は、昨日、きょうと落ち着いていますし。そんなに暑くなくて、心地いい感じで、いい環境だと思います。全てのことが新鮮で毎日楽しいです」