今永昇太、日本開幕戦への思いを語る「同じくらいの声援を」

カブスの今永昇太投手は、日本時間 2 月 10 日からアリゾナ州メサの球団施設でメジャー 30 球団最速でキャンプインし、2 月 11 日も汗を流した。報道陣の取材に応じ、「日本の皆さんにも僕と鈴木選手に同じくらいの声援を送ってほしいと思います」と、日本開幕戦への思いを明かした。

今季は 3 月 18、19 日にドジャースと東京開幕 2 戦が控えている。通常の開幕より 1 週間ほど早いことからメジャー最速のキャンプインとなった。2 月 9 日（同 10 日）にはクレイグ・カウンセル監督が今永の登板を明言。日本凱旋が決まった形だ。

この日の取材では米記者から東京開幕戦の質問が殺到。カブスの選手に日本のおすすめの文化を聞かれると、少し考えながら「こっちにもお寿司ありますけど、日本のとは違うので。日本のお寿司を食べて、またアメリカに帰ってきて食べて。まだどっちも素晴らしいんですけど、比べてみてほしいと思います」と答えた。

また、今永にとっては 2 年ぶりの日本での登板。その思いについて米記者から質問されると、「大谷選手と山本選手のほうがもしかしたら歓声が多いかもしれないですけど、ぜひ今ここで日本の皆さんにも僕と鈴木選手に同じくらいの声援を送ってほしいと思います」と話し、米記者たちからも笑いが起こった。

ドジャースは大谷翔平、山本由伸両投手に加えて、このオフは佐々木朗希投手も獲得。日本開幕戦は空前のチケット争奪戦となっている。“大谷人気”は凄まじいものだが、昨季は 5 打数無安打と完勝。東京での対戦は再び抑えることができるだろうか。