清水エスパルスの心臓・マテウスブエノが復帰!リーグ6戦ぶりの白星へ
清水エスパルスのMFマテウスブエノが復帰し、リーグ6戦ぶりの勝利を目指す。横浜FC戦に向けた調整とチームの展望を紹介。

マテウスブエノの復帰で清水エスパルスがリーグ6戦ぶりの白星を目指す
清水エスパルスのMFマテウスブエノが、出場停止を経て復帰し、チームのリーグ6戦ぶりの勝利に向けて闘志を燃やしている。ブエノはこれまでリーグ全22試合に先発し、チームトップの走行距離を誇る“清水の心臓”として活躍してきた。
ブエノの活躍とチームの現状
ブエノは前節の町田戦と天皇杯・湘南戦を欠場したが、その間にリフレッシュし、再びピッチに立つ準備が整った。彼のこれまでの走行距離は244.953キロでリーグ5位、チームトップの数字だ。1試合あたり10キロ以上を走る彼は、日本の夏の厳しい気候にも挑戦し、「蒸し暑くて呼吸も走るのも苦しいが、それを上回らないといけない」と意気込んでいる。
若き相棒・宇野禅斗とのコンビネーション
ボランチでコンビを組む日本代表MF宇野禅斗も、E-1選手権を終えてチームに合流した。ブエノは「代表での経験をゲームにも出してくれることを期待している。もっと伸びていい選手になる」と、宇野のさらなる成長を期待している。
横浜FC戦に向けたチームの準備
チームは湘南戦で公式戦5試合ぶりの勝利を挙げたが、リーグでは5戦勝ちなしで15位にとどまっている。18日の横浜FC戦は、落とせない一戦だ。4月のアウェー戦では0-2で敗れたが、「スコアほど悪いゲームではなかった。細部を詰めて狙いを表現できれば、いい結果になる」と前を向いている。
秋葉忠宏監督の戦術
この日の練習前には、通常の倍近い1時間のロングミーティングが行われた。秋葉忠宏監督によると、湘南戦の反省と横浜FC戦の戦術落とし込みを行ったという。監督は「(中3日で疲労回復を優先するため)“ミーティングが練習”と選手には伝えた。湘南も(横浜FCと同じシステムの)3-4-3だったので、ちょうどいいイメージづくりができた」と強調した。
清水エスパルスは、マテウスブエノの復帰と宇野禅斗とのコンビネーションで、中盤を制圧し、リーグでのトンネル脱出を目指す。