J1清水エスパルス対名古屋戦:蓮川壮大が元同僚原輝綺との対決に意欲

J1清水エスパルスの蓮川壮大が元同僚の原輝綺との対決に意欲を見せ、チームの勝利を目指す。

J1清水エスパルスは、21日に控えたアウェー・名古屋戦に向けて、18日に三保で一部非公開の調整を行いました。DF蓮川壮大(26)は、昨季まで清水に在籍し、センターバックでコンビを組んでいたDF原輝綺(26)とのマッチアップに意欲を見せています。

蓮川は、公式戦2戦連続で活躍している元同僚の原を封じ込め、2月以来の2試合連続完封を目指します。名古屋のキーマンを抑えることが、勝利への近道となるでしょう。

蓮川は、原について「テルとマッチアップする場面も出てくると思う。個人の所で負けないように」と語気を強めました。2人は同学年で、FC東京U-18時代には市船橋高(千葉)の原と対戦してきた経緯があります。昨季はチームメートとして3バックや4バックでコンビを組んできましたが、対戦相手になった以上、譲るつもりはありません。

3バックの一角を務める原は、11日の天皇杯2回戦・ヴェロスクロノス都農戦で1得点を挙げ、15日の神戸戦でもクロスに後方から走り込んでゴールを決めています。蓮川は「(敵陣の)深くに入ってくるし、クロスにも逆サイドに入ってくる。しっかりマークに付くことを意識する」とコメントしました。

蓮川自身も、最終ラインの一員でありながら、時に前線まで顔を出し、攻撃でも持ち味を見せています。11日の天皇杯・松本戦では、後半3分に大胆にオーバーラップし、右サイド高い位置からのクロスでMF矢島慎也(31)のゴールを演出しました。

前節(15日)のG大阪戦は7試合ぶりに無失点で締めました。失点が続き、喫緊の課題だったセットプレーもマンツーマンとゾーンディフェンスを併用することで修正できました。蓮川は「責任を持って各自が守る範囲を広げることができた」と振り返りました。

前期の名古屋戦(5月3日、国立)では0-3で惨敗しましたが、今回は原を含めた名古屋の攻撃をシャットアウトし、後半戦初白星を奪いにいきます。

また、U-20日本代表としてモーリスレベロトーナメント(フランス)に参加していたMF西原源樹(18)、MF嶋本悠大(18)がこの日から合流しました。西原はグループステージのメキシコ戦で1ゴールを挙げましたが、「得点は目に見える結果だけど、自分的には納得していない」と振り返りました。今後は再びチームでアピールし、9月のU-20W杯(チリ)メンバー入りを目指します。

蓮川と原の対決は、今後の清水エスパルスの戦い方に大きな影響を与えることでしょう。

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