ラグビー新星・仁保顕隆の挑戦:NZでの成長と日本への夢
京都出身のラグビー選手・仁保顕隆がニュージーランドでの活躍と日本代表を目指すストーリー。

仁保顕隆のラグビー人生
185センチ、111キロのタイトヘッドPR、仁保顕隆。彼はニュージーランド南島の強豪校、サウスランドボーイズハイスクール(SBHS)でラグビーを学ぶYear13(高校3年生)だ。同校は2023年に全国大会初優勝を果たし、昨年はサニックスワールドユースにも参加した。
京都での挫折
京都府出身の仁保は、下鴨中学校入学後にラグビーを始めた。2019年のW杯での日本代表の活躍がきっかけだった。しかし、府の中学校選抜に選ばれなかったことが、彼のラグビー人生の分岐点となった。
ニュージーランドでの挑戦
父の誘いでニュージーランドに渡った仁保は、オークランドのウエストレイクボーイズハイスクールに短期留学。その後、SBHSに進学し、厳しい環境の中で成長を遂げた。
現在の活躍
仁保はSBHSの1軍(1st XV)入りし、昨年の高校NZ代表に選ばれたコーベン・キラと背番号3を争っている。彼はボールキャリーを得意とし、トンガやサモアの留学生の動きを参考にしている。
将来の夢
仁保はSBHSでの2年ぶりの全国優勝に貢献し、卒業後は日本の大学への進学を目指す。彼の夢は日本代表に選ばれ、トヨタヴェルブリッツでプレーすることだ。
ラグビーへの情熱
仁保は「ジャパンに選ばれたいので、大学では日本に帰ろうと思っています。リーグワンではハイランダーズとの繋がりが深いトヨタヴェルブリッツに入りたいです。姫野(和樹)選手みたいにハイランダーズでもプレーしたいと思っています」と語る。
彼のラグビー人生は、挫折と挑戦の連続だが、その情熱と努力は確実に実を結びつつある。