【MLB】2025年夏のトレード市場:注目の14選手とその行方
2025年MLB夏のトレード市場で注目される14選手とその移籍先候補を詳しく解説。強打者ネイラー、オズナをはじめ、各選手の可能性と影響を分析。

今夏のトレード市場で注目される14選手
2025年MLBシーズンも中盤に差し掛かり、トレード・デッドラインが迫る中、米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者が、今夏のトレード市場で注目される14選手を選出しました。今シーズンのMLBは未だ混戦模様で、ア・リーグではホワイトソックスを除く全球団がプレーオフ圏内から8ゲーム差に、ナ・リーグでは4球団(マーリンズ、ナショナルズ、パイレーツ、ロッキーズ)を除いて全球団がプレーオフ圏内から7ゲーム差に踏みとどまっています。
強打者ネイラーとオズナの行方
14選手の中で最大の大物となりそうなのが、共に今季限りでFAとなる2人の強打者、ジョシュ・ネイラー(ダイヤモンドバックス)とマーセル・オズナ(ブレーブス)です。ダイヤモンドバックスは勝率5割をキープしており、さらに借金7のブレーブスも地力があるため、この2球団が売り手に回るかはまだわからない。しかし、もしトレード市場にこの2人が出れば、人気銘柄となるに違いありません。
- ジョシュ・ネイラー:今季打率.302、OPS.830を記録しており、ジャイアンツ、マリナーズ、レッドソックス、レンジャーズが移籍先候補として挙がっています。
- マーセル・オズナ:11本塁打、OPS.816を残し、ガーディアンズ、レンジャーズ、タイガースがリストアップされています。
ルイス・ロバートJr.のトレード可能性
オフの間からトレードの噂が飛び交うルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)も名を連ねました。シルバースラッガー、ゴールドグラブの受賞歴もある27歳の万能中堅手は、昨季から不調が続いています。今季は打率.190、OPS.580と昨季より数字を落としていますが、守備・走塁は依然として優秀で、メッツ、パドレス、フィリーズが移籍先として挙げられています。
その他の注目選手
- テイラー・ウォード(エンゼルス):今季限りでFAとなるウォードは、ガーディアンズ、パドレス、レイズ、ロイヤルズが移籍先候補です。
- タイラー・アンダーソン(エンゼルス):カブス、オリオールズ、ツインズが候補球団として挙がっています。
- 救援投手:ジェイク・バード(ロッキーズ)、カイル・フィネガン(ナショナルズ)、デニス・サンタナ(パイレーツ)らがブルペンに穴を抱えるダイヤモンドバックスなどの候補とされています。
意外なトレード候補
プレーオフ争いを快走する両球団からフレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)とザック・リッテル(レイズ)も挙がりました。特にペラルタが市場に出れば、そのインパクトは大きいでしょう。
今夏のトレード市場はまだまだ不透明ですが、これらの選手の動向がMLBの勢力図を大きく変える可能性があります。