MLB視聴者数が急増!ルール変更とスター選手の活躍で新記録
MLBの視聴者数が大幅に増加。ルール変更とスター選手の活躍がファンを魅了し、新記録を達成。

MLB視聴者数の急増
2025年6月3日(日本時間4日)、大リーグ公式サイトがアメリカと日本の両国でMLBの試合の視聴者数が増加し続けていると報じた。アメリカではFOXでのMLB中継が前年比+10%の伸びを示し、1試合あたりの平均視聴者数は184.1万人に達している。ESPNのMLB中継も前年比+22%と好調で、平均視聴者数は174万人。TBSの火曜日レギュラー中継「MLB Tuesday」は前年比+16%の視聴者増で、番組史上最高のスタートを切り、特に18歳~34歳の若年層では前年比+69%という大幅な増加を記録している。
日本での視聴者数
日本では、NHKのMLB中継が前年比+22%の視聴者増となり、1試合あたり平均270万人が視聴している。この数字には、ドジャースとカブスによる開幕2連戦「東京シリーズ」は含まれておらず、同シリーズは1試合あたり平均2400万人という圧倒的な視聴者数を記録した。NHKでのMLB視聴は、レギュラーシーズンとして史上最高のペースで推移しており、2021年から5年連続で視聴者数の増加が続いている。
好調の背景
大リーグ公式サイトは好調の原因についてMLBのルール変更によって試合がよりエンターテインメント性を増したこと、MVP受賞者の大谷翔平やアーロン・ジャッジといったスター選手が圧巻のパフォーマンスでファンを魅了していることを背景に挙げている。
インターネット視聴の増加
従来のTVとは異なるインターネットのMLB.TVでの視聴も、2024年と比較して+27%の伸び。2024年が史上最多の視聴シーズンだったことを踏まえると、さらなる記録更新となる。6月2日(月)までの試合で、MLB.TVの総視聴時間はすでに75億分を突破している。