Bリーグの命を守る文化:緊急時の準備と連携が救った一つの命
Bリーグが公開したドキュメンタリー動画を通じて、緊急時の準備と連携が選手の命を救った感動のストーリーを紹介。

2025年1月5日、滋賀レイクスと三遠ネオフェニックスの試合中、ハビエル・カーター選手が心肺停止に陥るという緊急事態が発生しました。この時、クラブのメディカルチームと運営スタッフが迅速に対応し、選手の命を救いました。
この出来事を記録したドキュメンタリー動画『Everyday is a new day. たくさんの準備がつないだ一つの命』が、5月30日に公開されました。動画では、クラブが長年積み重ねてきた準備の重要性が丁寧に描かれています。
準備の重要性
- 個人レベルでの知識と行動のアップデート
- 組織としてのEAP(エマージェンシー・アクション・プラン)の策定
- AEDを含む救命設備の整備と使用訓練
これらの準備が実際の危機において機能し、選手の命を救うことができました。
Bリーグの取り組み
Bリーグでは以前から、命を守る「S」、選手稼働の最大化「C」、パフォーマンス向上「S」を掲げる「SCS推進チーム」が主導し、EAPの導入やSFR(スポーツファーストレスポンダー)の養成講習などを実施してきました。特にこの滋賀での事例以降、選手や来場者の安全を守るための意識と行動は、全クラブでさらに高まりを見せています。
今後の展望
今後も、Bリーグは“救命の文化”を根付かせるための活動を続けていきます。この動画は、その取り組みの象徴であり、多くの人にとっての学びと気付きの機会になるでしょう。
▼動画はこちらから視聴可能 [ダイジェスト版] Everyday is a new day. たくさんの準備がつないだ一つの命 https://youtu.be/xjEFFaMWGcc