コロラド・ロッキーズの現状

コロラド・ロッキーズは、2025年シーズンに入り、深刻な不振に陥っています。6月1日のニューヨーク・メッツ戦での敗北により、今季10度目のスイープ（同一カード3連敗）を記録し、59試合目にして早くも50敗（9勝）に達しました。このペースでいくと、シーズン終了時には25勝137敗という前代未聞の記録を残すことになります。

歴史的背景

米メディア『ESPN』によると、59試合目にして50敗を喫した記録は、MLB史上3番目の速さ（1901年以降の近代野球では史上最速）であり、これより早く50敗に到達したのは、1876年のシンシナティ・レッドストッキングスと1884年のカンザスシティ・ユニオンのわずか2チームのみです。

メディアの反応

ロッキーズの悲惨な状況に、米メディア『Mile High Sports』のショーン・ドロター氏は自身のXで以下のように反応しました。

「これは野球史上前例のないことであり、現代のプロスポーツ界において、これほどまでに酷く運営されている球団が存在するとは、信じがたいことだ。オーナー陣は深く恥じるべきだ」

今後の展望

ロッキーズは現在8連敗中で、最後の勝利は5月23日の本拠地ニューヨーク・ヤンキース戦（3ー2）でした。そこから直近14試合で1勝13敗と苦しんでいます。球団史に刻まれてしまった不名誉な記録に終止符を打つことができるのか、注目が集まっています。

まとめ

コロラド・ロッキーズの今季の不振は、野球史上まれに見るものであり、オーナー陣の運営にも大きな課題が残されています。今後の試合でどのように立ち直るか、ファンやメディアの注目が集まっています。