千賀滉大と菅野智之が語る侍ジャパンとWBCの未来
千賀滉大と菅野智之が侍ジャパンとWBCへの思いを語る。二人の経験と今後の展望について詳しく紹介。

メッツの千賀滉大投手(32)が今季、先発ローテーションを外れることなく10試合に先発し、5勝3敗、防御率1.46と好調を維持しています。メジャー3年目を迎え、2017年WBCで共に戦ったオリオールズの菅野智之投手(35)との思い出や、2026年WBCへの思いについて語りました。
菅野智之の好投について
千賀は、菅野の投球について「ボールに全然苦労していない感じがするし、日本の時と同じようなことをしているのですごいなあと思いながら見ています」と評価しました。また、新しい環境での菅野の適応力についても触れ、「新しい環境で難しい中、ああやって結果を出す、いや、結果を出す云々というよりかは、自分のやりたいこと、やるべきことをやって抑えている感じ。その、なんちゃって抑えているのではない感じがすごいですね」と述べました。
経験と落ち着き
二人の落ち着いた立ち振る舞いについて、千賀は「それはもう30(歳を)超えていますから(笑い)。おっさんはできますよ、おっさんはできます(笑い)。おっさんはどんな状況でも何がベストか考える能力があると思います」と笑いながら語りました。
2017年WBCの思い出
2017年WBCで共に戦った二人は、ロサンゼルスでの準決勝以降の決戦に向け、時差調整のためアリゾナで短期滞在し、一緒にブルペン入りして投球練習を行いました。準決勝の米国戦では、菅野が先発し、6回3安打1失点(自責0)6三振1四球と好投。一方、千賀は7回から2番手として登板し、2回2安打1失点5三振の力投をみせました。
2026年WBCへの期待
2026年WBCについて、千賀は「まず怪我。やっぱり怪我をせずに1年間先発ローテを回るとか、オフもいい過ごし方をしないとなかなか難しいですし、WBC、ホント、身体との相談というか。ダルさんからもやっぱり難しいって聞いていますし。もちろんベスト(な状態)で、身体も全然大丈夫で、選んでもらえたら光栄なことですけど、ホントに身体、身体だと思います」と語りました。
今後の展望
千賀は、「ホントに身体。身体が大丈夫なら心も大丈夫だと思います」と話し、今季、ワールドシリーズまでの長いシーズンを走り抜くための準備、ケアに余念がないことを強調しました。31日(同1日)、本拠地ニューヨークでのロッキーズ戦で今季11度目の先発マウンドに上がる予定です。