侍ジャパンU15、東日本から選ばれた精鋭4選手がアジア選手権へ挑む
侍ジャパンU15に東日本から選ばれた4選手が、アジア選手権での活躍に期待を寄せています。

侍ジャパンU15、東日本から選ばれた精鋭4選手がアジア選手権へ挑む
第12回BFA U15アジア選手権(17~23日・台湾)に出場する侍ジャパンU15日本代表に、東日本ブロックから4人が選出されました。新宿ボーイズの最速141キロ右腕の三浦大我(3年)と狭山西武ボーイズの村橋照平、小山蓮心(ともに3年)、工藤未來(2年)の3人が代表入り。工藤はチームで4番を務め、投げても最速142キロをマーク。井端弘和監督(50)が率いる侍ジャパンU15は、昨年のW杯で世界一に輝いており、期待が高まっています。
選手たちの決意
日の丸を背負う覚悟を持ち、全力を尽くす―。東日本ブロックから選出された4選手が決意を語りました。
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新宿・三浦大我: 「中学1年から(U15代表を)目指していた」。最速141キロ。「質のいい、伸びのある球を投げたい」と奪三振へのこだわりを持つ。小学6年時にマリーンズジュニアで小林宏之監督(47)からピッチングについて学んだ。その時につけた恩師と同じ背番号41番を選んだ。
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狭山西武・工藤未來: 2年生で唯一選出。元巨人・小野剛会長(47)が「人間性が素晴らしい。大谷翔平の後釜になれる存在」と絶賛する。投げては最速142キロ、打てば130メートル弾を誇る“二刀流”。小学6年でWBCでの大谷の活躍を見て侍ジャパンに憧れた工藤は「(下級生での代表入りに)プレッシャーはあるけど、はね返すつもりでがむしゃらにやりたい」と意気込んだ。
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狭山西武・村橋照平: 1年秋からレギュラーを務める右打ちのスラッガー。「チームバッティングも長打も打てるのが自分の持ち味です」。内野はすべて守れるなど守備も堅実だ。
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狭山西武・小山蓮心: 西武・西川愛也に憧れる俊足巧打の外野手で「お母さんの誕生日」にちなみ65番を背負う家族思い。「低い打球を意識して、次(の打者)につなげるバッティングを心がけています」
直前合宿とアジア選手権
12日から直前合宿を行い決戦の地・台湾へ。“井端ジャパン”の一員としてアジア王者を目指します。
侍ジャパンU15日本代表
《背番号 選手名(位置=投打)所属》
- 1 丹羽裕聖(内=右右)愛知尾州ボーイズ
- 2 駒勇佑(捕=右右)湖南ボーイズ
- 3 舩山大翔(内=右左)東名古屋ボーイズ
- 5 村橋照平(内=右右)狭山西武ボーイズ
- 6 岩下慶士(捕内=右右)兵庫夙川ボーイズ
- 7 中島辰徳(捕=右左)熊本泗水ボーイズ
- 8 佐々木愛斗(投捕内=右右)秋田北リトルシニア
- 9 工藤未來(投外=左左)狭山西武ボーイズ
- 11 葛本瑛斗(投捕外=右右)芦屋ボーイズ
- 14 梅村全(投外=左左)愛知尾州ボーイズ
- 16 田渕川真朋(投外=右左)東広島ポニー
- 17 上原優馬(投内外=右左)苫小牧リトルシニア
- 18 成田遥喜(投外=右左)熊谷リトルシニア
- 19 岡田宗一郎(投外=右右)豊田リトルシニア
- 21 畠山颯志(投内外=左左)明石ボーイズ
- 41 三浦大我(投=右両)新宿ボーイズ
- 51 倉田雄星(投内=右左)湖南ボーイズ
- 65 小山蓮心(外=右左)狭山西武ボーイズ
報知新聞社