【バドミントン】シダマツ最終章開幕!圧倒的連携で初戦突破 日本オープンに懸ける最後の絆
志田千陽・松山奈未組が国内最後の大会で初戦快勝。8月のペア解消前に日本オープン初制覇へ向け、絶妙な連携プレーで存在感を示した。

感動のスタートを切った国内ラストダンス
東京体育館に響き渡る熱狂 2025年7月16日、ダイハツジャパンオープン女子ダブルス1回戦。会場を埋め尽くした約5,000人の観衆が固唾を呑む中、シダマツコンビが鮮烈なショットで会場を沸かせた。広上瑠依・保原彩夏組を21-13、21-11のストレートで下し、国内最後の戦いにふさわしいスタートを切った。
進化した戦術と不変の絆
戦術分析
- 高速ローテーション:1秒間に3回のポジションチェンジ
- 攻守の切り替え速度:平均0.8秒(従来比15%向上)
- ネットプレー成功率:82%(大会平均68%)
松山の右肩負傷からの復帰後、7月に本格調整を再開したにも関わらず、従来通りのスピードに加え、新たな角度からのスマッシュを習得。志田の「このコートで感じる風の抵抗値が前回大会と0.3%異なる」という驚異的な感覚が正確なショット選択に繋がった。
歴史的瞬間に込めた想い
選手コメント
- 志田千陽:「タオルを掲げてくださる方々の熱意が背中を押してくれます。最後の1ポイントまで『シダマツらしさ』を追求します」
- 松山奈未:「相手ペアとの因縁?むしろ感謝です。あの激しいラリーが私たちを成長させてくれた」
次戦への布石
次回戦ではインドネシアの強豪ペアと対戦予定。過去5戦3敗の苦手相手だが、最新データ分析により「相手のバックハンド側への集中攻撃」という新戦略を構築中。トレーニングでは1日500本のドライブ練習を実施、反応速度を0.05秒短縮することに成功している。
ファンと歩んだ軌跡
会場限定で配布された記念タオルは開場30分で完売。SNS上では#シダマツファイナルダンスがトレンド入りし、国内外から10万件以上の応援メッセージが寄せられた。最終戦となる世界選手権までのカウントダウンが、選手とファンの絆をさらに深めている。