青学大・中西聖輝がDeNA2軍戦で好投!日米大学野球選手権に向けて自信を深める
青学大のエース中西聖輝がDeNA2軍戦で4回2失点の好投を見せ、日米大学野球選手権に向けて自信を深めました。

青学大・中西聖輝がDeNA2軍戦で好投
2025年7月3日、バッティングパレス相石ひらつかにて、大学日本代表がDeNA2軍との練習試合を行い、6-5で勝利しました。先発投手として登場した青学大・中西聖輝(まさき)投手は、4回を3安打2失点(自責点0)と試合をつくり、存在感を放ちました。
試合の詳細
中西投手は立ち上がりで不運な当たりの安打もあり2失点を許しましたが、二回以降は無安打無失点と安定した投球を見せ、計4三振を奪うなど力投しました。
中西投手のコメント
「二回以降は修正できて、焦ることなく落ち着いて投げられました」と中西投手は語りました。一回の投球後に監督やコーチから「通用するから、自信を持って行け」との言葉を受け、奮起したとのことです。二回2死では1番・神里への初球でこの日最速となる151キロをマークし、力強い直球とフォーク、スライダーなどの変化球のコンビネーションで、プロの打者を相手に堂々と腕を振りました。
中西投手の経歴
中西投手は智弁和歌山高3年夏に甲子園優勝を経験し、青学大に進学後は2年春からベンチ入りを果たし、頭角を現しました。今春のリーグ戦では6勝2敗、防御率1・41と抜群の安定感でエースとして青学大の5連覇に貢献しました。最高殊勲選手と最優秀投手、ベストナインに選出されるなど、今秋のドラフト候補として注目を集める本格派右腕です。
日米大学野球選手権に向けて
代表では早大・伊藤との先発2本柱として期待される中西投手。8日に開幕する日米大学野球選手権に向けた強化合宿の日々では、全国から集まったトップ選手たちとトレーニング内容やケアの方法などを意見交換し「刺激をもらっています」と充実感がにじみます。
監督の評価
指揮を執る慶大の堀井監督は「二回から四回は非常によかった。(継投も)本番に向けて確認できて、チームにとって収穫」と評価しました。
中西投手の意気込み
「わくわくしかない。早く投げたい気持ちです」と中西投手は語り、確かな手応えとともに、本番へ挑む意気込みを語りました。