亀田興毅、キルギス館アンバサダー就任で中央アジアと日本の絆を強化
亀田興毅が大阪・関西万博のキルギス館アンバサダーに就任。ボクシングを通じて中央アジアと日本の友好を促進。

プロボクシングの元世界3階級王者である亀田興毅氏が、大阪・関西万博のキルギス館アンバサダーに就任しました。7月2日に開催された就任記念発表会では、亀田氏がキルギスの伝統的な帽子「カルパック」と伝統服を着用して登場し、オソエフ駐日キルギス共和国特命全権大使と共にミット打ちを披露しました。
オソエフ大使は、亀田氏の起用について「亀田選手は異なる3つのカテゴリーで世界王者になるなど日本の誇り。スポーツや文化で交流するために最高の人物で、今回のアンバサダー就任はこちらからお願いしました」と語りました。
亀田氏は昨年9月に初めてキルギスを訪問し、現地のボクシング事情を調査。言葉の壁を超えて、同国初となるボクシング興行「3150×LUSHBOMU VOL7」の開催に成功しました。
「アンバサダーなんて想像もしていなかったこと。このような大役は、軽い気持ちではできない。キルギスの良さを日本の皆さんに紹介していきたい」と決意を語る亀田氏は、さらに「キルギスの選手はフィジカル、メンタルも強い。定期的に興行を打っていきたいと思っているし、将来的には現地にジムを作って、周辺のカザフスタンとかウズベキスタンの選手も集まるような拠点を作りたい」と野望を明かしました。
今回の興行では、WBA世界スーパーフライ級10位の健文トーレスが同級暫定王者のデビッド・ヒメネスと戦う王座決定戦がメインイベントとして行われ、夢広がる交流の第一歩を踏み出しました。