イクイノックスがJRA 2025年度顕彰馬に選出!G1・6勝の偉業を称える
2025年度JRA顕彰馬に選ばれたイクイノックスのG1・6勝の偉業と、その後の種牡馬としての活躍を紹介。

イクイノックスの偉業
JRAは2025年度の顕彰馬に、G1で6勝を挙げたイクイノックス(牡6歳)を選出しました。記者投票で143票(得票率90.5%)を集め、選定基準を大きく上回る結果となりました。この選出は、イクイノックスが日本の競馬史に確かな足跡を残した証しです。
木村哲也調教師のコメント
現役時代にイクイノックスを管理した木村哲也調教師は、「引退レースとなったジャパンカップを制覇したことが、まだ記憶に新しいこのタイミングで選定いただいたことは、彼が日本の競馬史に確かな足跡を残すことができた証しであると思っております。今後はイクイノックスを管理させていただくなかで得られた経験を、その子どもたちをはじめとする次世代の若駒たちに注ぎ、多くのファンの皆さまに一層喜んでいただくべく尽力して参る所存です」と感謝の意を表しました。
種牡馬としての活躍
引退後、イクイノックスは北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬としてのキャリアをスタートさせました。種付け料2000万円は、スタッドイン初年度の国内種牡馬としてはディープインパクト、コントレイル(ともに初年度1200万円)を抜く歴代最高額です。交配相手には、アーモンドアイ、クロノジェネシス、ソダシ、リスグラシューといった日本馬だけでなく、海外から輸入された繁殖牝馬も含まれており、まさにワールドクラスの評価を受けています。
未来への期待
初年度産駒は2027年にデビューを迎える予定です。世界最強のまま引退した令和の怪物、イクイノックスの遺伝子が後世に継承されていくことに、多くのファンが期待を寄せています。
シルクレーシングの米本代表の言葉
シルクレーシングの米本代表は、「2年余りの競走生活でありましたが、その圧倒的なパフォーマンスで日本競馬が世界に誇れるレベルに達していることを自らの走りで証明してくれました。2年後には父イクイノックスの産駒が競馬場のターフにデビューすることと思いますので、引き続きご声援いただければ幸いです」と述べました。