浦上仁騎、北海道コンサドーレ札幌への完全移籍を報告「この選択を正解にできるように突き進みたい」
浦上仁騎がRB大宮アルディージャから北海道コンサドーレ札幌に完全移籍。彼の決意と感謝のメッセージを紹介。

2025年6月10日、RB大宮アルディージャのDF浦上仁騎が北海道コンサドーレ札幌への完全移籍を発表しました。浦上はクラブの公式サイトを通じて、以下のようにコメントしています。
「この度、北海道コンサドーレ札幌に完全移籍する事となりました。シーズン途中の大事な時期にこのような形でお別れする事になり、大変申し訳なく思っています。RB大宮アルディージャに関わる全ての皆さん、2023年に移籍してきた僕を暖かく迎え入れてくれて、本当にありがとうございました」
浦上は大宮のU15、U18で育ち、東洋大に進学後、2019年にAC長野パルセイロでプロキャリアをスタート。21年にヴァンフォーレ甲府に移籍し、23年に“古巣”RB大宮に戻ってきました。
「このクラブと共に強くなると覚悟を決め、移籍してから日々すべてをかけて闘ってきました。それは胸を張って言えます。しかし、実際は苦しく辛い日々が多い中、それでも歯食いしばって今日までやってきました。それはどんな時も僕の背中を押してくれる家族、友人、そしてファンサポーターの皆さんがいたからです。直接伝えることができず申し訳ないですが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
大宮での1年目はJ3降格を経験。2年目の昨季はJ3制覇&1年でのJ2復帰に尽力しましたが、今季はここまでリーグ戦で4試合の出場にとどまっていました。
「この世界は試合に出て活躍する事が全てで、試合に出なければ誰からも評価されません。僕はこのクラブが大好きで、NACK5スタジアム大宮でプレーする事が一つの目標でした。もう一つの目標は、このクラブでJ1リーグに上がり超満員のNACK5スタジアム大宮で縦横無尽にプレーする事でした。それが自分の力不足で達成する事ができず、非常に悔しいです」
愛すべきクラブを離れ、新天地に向かう28歳のDFは、「この状況で移籍をして、環境を変える事が正解かどうかわかりません。しかし、僕は今までも、これからも自分を信じて、この選択を正解にできるように突き進みたいと思います」と決意を示しました。
「最後になりますが、RB大宮アルディージャに関わる全ての皆さん、2年半、本当にありがとうございました」
浦上仁騎の新たな挑戦に注目が集まります。