【安田記念2025】吉村誠之助騎手が最年少G1制覇を目指す!ガイアフォースとの新コンビで歴史的瞬間へ
2025年安田記念で、19歳の吉村誠之助騎手がガイアフォースと共に最年少G1制覇を目指す。武豊の記録を更新する可能性に注目が集まる。

吉村誠之助騎手の挑戦
2025年6月8日、東京競馬場で開催される「安田記念・G1」において、19歳5ヶ月5日の吉村誠之助騎手が大記録に挑む。吉村騎手がこのレースを制すれば、武豊騎手が持つ最年少JRA・G1優勝記録(19歳7ヶ月23日)を更新することになる。
ガイアフォースとの新コンビ
吉村騎手は、2年連続4着の実績を持つガイアフォースとの新コンビで快挙達成を目指す。4日の栗東坂路での初コンタクトでは、息を合わせて力強く坂を駆け上がり、4F51秒9の好時計をマーク。吉村騎手は「他と比べようがないですが、動きは良かったと思います。またがってみていい馬だなと感じました」と手応えをつかんだ。
最年少G1制覇への期待
現在の最年少G1制覇記録は、武豊騎手が1988年菊花賞を19歳7ヶ月23日で制している。吉村騎手は「勝てば記録を更新するということですが、特に意識しているということはない」と冷静に語る。これまで2度のG1経験(ともにランスオブカオスに騎乗、2024年朝日杯FS=3着、2025年NHKマイルC=5着)でスキルアップはもちろん、大舞台でも平常心を保つことを養った。
ガイアフォースの実力
2022年セントライト記念以降は白星のないガイアフォースだが、昨年のフェブラリーSで2着。安田記念でも4着とG1級のスピードとパワーを披露してきた。吉村騎手も「コース、舞台に関しては、この前のG1(NHKマイル)で経験したので不安要素はないです。ある程度いいイメージはできている」と力を込める。
歴史的瞬間へ
伸びしろたっぷりの19歳が最年少G1ジョッキーの称号をつかみ取るか。競馬史に新たな1ページを刻むことができるか、注目が集まる。