川崎FWエリソンが涙の負傷交代

2025年5月21日、J1リーグ第13節で川崎フロンターレと浦和レッズが激突。試合は2-2の引き分けに終わりましたが、その中で川崎のエースFWエリソンが負傷交代する一幕がありました。前半のCK守備中、味方選手との交錯で右足を痛めたエリソンは、膝付近にテーピングを巻いて一度はピッチに戻るも、直後に涙を浮かべながら交代を余儀なくされました。

浦和DF石原も試合後に倒れ込む

試合後には浦和のDF石原広教がその場に倒れ込み、スタッフのケアを受ける場面も発生。連戦による疲労が選手たちに深刻な影響を与えていることが浮き彫りになりました。

長谷部茂利監督のコメント

試合後、川崎の長谷部茂利監督は「失点をしたことも含めて、2失点目も含めて、全体的に少し物足りなかったと思います。ホームだったし、最後あの形で残り1分というか、数十秒の中で点数を取られてしまった。もう少しやり方があったんじゃないかなというところは感じています。ただ、選手たちはよくやってくれたので、勝点1を前向きに捉えたいと思います」と試合を振り返りました。

連戦の影響

ACLとリーグを並行して戦うスケジュールはハードで、他クラブも連戦に悩まされている面があります。組まれた日程を戦う必要があるが、今後、シーズン移行を控えるなかで、ひとつの課題とも言えるでしょう。

選手たちの健康を祈る

試合後にはギブスを巻いてスタジアムを後にしたエリソン。彼らの怪我が重くないことを祈りたいものです。

取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）