Jリーグ 川崎F大関友翔、逆転弾もドローに悔い「負けに等しい試合」
川崎フロンターレのMF大関友翔がJ1第13節で逆転ゴールを決めたが、試合はドローに終わり、悔しさを語った。

逆転ゴールの瞬間
2025年5月21日、J1リーグ第13節の延期試合で、川崎フロンターレは浦和レッズと対戦し、2-2のドローに終わった。後半41分、MF大関友翔が起点となって一時逆転となるゴールが生まれた。大関は途中出場からわずか1分後に流れを変えるプレーを見せた。
大関のプレー分析
大関は中盤左サイドでこぼれ球に反応し、ボディフェイントでマークを外すと、右サイドに大きくサイドチェンジ。DFファン・ウェルメスケルケンがダイレクトで折り返し、MF瀬川祐輔が押し込んで逆転ゴールを決めた。大関は「ダイナミックな展開を意識していた」と語り、各駅パスの蓄積がこのプレーを可能にしたと説明した。
試合後の感想
大関は試合後のインタビューで、「勝って3連勝して勢いづきたかったし、優勝するチームはこういう試合で絶対に勝つと思う。引き分けだけど、負けに等しい試合をしてしまった」と悔しさを滲ませた。また、プレータイム20分程度でできたこともあれば、もっとやれたこともあると反省し、次回は自らの結果でチームに勝利をもたらすと意気込みを語った。
今後の展望
福島ユナイテッドFCでの武者修行を経て、今シーズンから本格的に川崎Fの力になっている大関。MF脇坂泰斗と入れ替わりながらトップ下でプレーすることもあれば、ボランチに入ることもある。今節のプレーを通じて、ロングボールでの得点起点となる機会をアピールできたと手応えを感じている。今後の活躍に期待がかかる。