横浜高校野球部、26連勝で作新学院を圧倒！池田選手の好救援が光る

2025年5月19日、ノーブルホームスタジアム水戸で行われた春季高校野球関東大会の2回戦で、横浜高校が作新学院を8-1で下し、公式戦26連勝を達成しました。特に、2年生の池田聖摩選手が二回2死満塁のピンチから登板し、自己最長となる5回1/3を1安打無失点の好救援を見せました。

池田選手の活躍

池田選手は遊撃手として1年夏からレギュラーを張る中、投手としても存在感を示しました。二回のピンチでは、144キロの直球で遊飛を仕留め、危機を脱しました。その後も、最速146キロの直球とスライダーを操り、5回1/3を無失点で投げ抜きました。

陸上競技の経験が礎に

池田選手の活躍の背景には、6歳から15歳まで続けた陸上競技の経験があります。走り幅跳びや三段跳びで活躍し、ジャンプ系の練習が現在のプレーに生きていると語りました。また、ジャベリックスロー（やり投げ）の経験が投げ方の修正につながっているとも明かしました。

チームの厚み

この日は、主将の阿部葉太外野手（3年）が右もも裏の肉離れで欠場する中での勝利となりました。村田浩明監督（38）も「池田に感謝している」とたたえ、チームの層の厚さを示しました。春の王者としての実力を発揮した横浜高校は、勝負の夏へと突き進んでいます。