法政高校、国士舘を下し6年ぶりの夏シード獲得!福田エースの121球完投が鍵【東京高校野球】
法政高校が国士舘を破り、6年ぶりに夏の大会シード校に。エース福田悠成の121球完投が勝利の原動力に。

強風の中での熱戦
2025年4月15日、都営駒沢球場で行われた春季東京都高等学校野球大会の3回戦。法政高校は国士舘と対戦し、2-1で勝利を収め、6年ぶりに夏の大会シード校となる快挙を成し遂げた。この日の試合は強風が吹き荒れる中での熱戦となった。
福田エースの奮闘
法政高校のエース、福田悠成(2年)はこの日、121球を投げ切り、被安打5、四死球3、奪三振2、失点1という好投を見せた。特に失点後の立ち直りが早く、チームの流れを引き寄せることに成功した。福田は「球の回転数が多くなりました」と語り、そのキレのあるボールが勝利に貢献した。
試合の流れ
2回表、国士舘は二死満塁のチャンスを作るも、得点に結びつけられなかった。3回表、国士舘は無安打で1点を先制するが、法政はすぐに同点に追いつく。4回裏、法政は川久保克将(2年)の三塁打で勝ち越し点を挙げ、その1点が決勝点となった。
今後の展望
法政高校は4回戦で国学院久我山と対戦する。2年生が多いチームは一戦ごとに力を付けている。福田と捕手の樋口毅(2年)のバッテリーも息がピッタリで、今後の活躍が期待される。
監督のコメント
佐相健斗監督は「守備の練習は多くしてきました。走者を出しても点が入らないと、緩急をつけた福田の投球が生きてきます」と語り、チームの守備力と福田の投球を称えた。