大谷翔平選手、トランプ大統領との謁見で特別なお土産を手渡される

2024 年のワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースが 4 月 7 日（現地時間）、ホワイトハウスを表敬訪問しました。大谷翔平選手は特別に大統領執務室にも招かれ、ドナルド・トランプ大統領と個別にやりとりをしました。

トランプ氏は報道陣を前にして、1 シーズンで 50 本塁打と 50 盗塁以上を記録する「50-50（フィフティー・フィフティー）」を達成した大谷選手をべた褒めしました。会場から歓声が沸き起こると、トランプ氏は満面の笑顔を見せ、大谷選手に握手を求めました。

「（大谷選手は）映画スターみたいだね」「彼は将来有望だ」と続けると、会場からは大きな笑いが起こります。

「昨年、彼はすべての記録を打ち破った。プロ野球において、50 本塁打と 50 盗塁以上を記録した選手は彼しかいない」

「これは MLB の 149 年の歴史において前例のない偉業だ」

「さらに信じがたいことに、ショウヘイはこの記録をいわゆる『史上最高の試合』と呼ばれた一戦で成し遂げた」

その後、トランプ氏は選手らに向かって「そんなにいい試合だったのか？」「彼は野球が上手いのか？」と質問し、笑いを誘いました。デーブ・ロバーツ監督がすかさず「彼は上達する一方だ」と返すと、トランプ氏は「上達する一方なのか。彼は多くの人にとって恐ろしい存在に違いない」と、称賛しました。

ドジャースの公式 Instagram も、ホワイトハウス訪問の様子をカルーセル投稿でファンに共有しました。投稿の 4 枚目には、ビシッと決まったスーツ姿の大谷選手がカメラに向かって笑顔をみせる姿が写っています。10 枚目には、大谷選手と山本由伸投手のツーショットも公開されました。

アメリカではワールドシリーズの覇者が翌年にホワイトハウスを訪問するのが恒例となっています。大谷選手はこの日、大統領執務室にも招かれ、トランプ氏と個別で会話を交わしました。トランプ氏は大谷選手に向かって「とても光栄だ。君は素晴らしいアスリート、素晴らしい人間だ」といった言葉を送り、大統領の記念メダルを「家族の分も」と 2 枚プレゼントしました。最後には、大統領執務室に飾られている独立宣言の額縁の前で記念写真を撮るように提案しました。

ファンからは、2 人の微笑ましいやりとりに好意的な声が寄せられています。

ユーザー①「大谷選手とトランプ氏のなんとも微笑ましいやりとりだったね」

ユーザー②「トランプ氏が言う通り、たしかに大谷選手の才能は衝撃的だった」

ユーザー③「大谷選手の移籍は、MLB 史上最高の出来事。大統領の隣に立つ選手として、ふさわしい。みんなで応援しよう」