富山 GRN サンダーバーズ、新戦力 17 人が活躍誓う　小矢部で入団会見

プロ野球・日本海リーグの富山 GRN サンダーバーズは 9 日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部で新入団選手の発表会見を開いた。県出身の 4 選手を含む新戦力 17 人が、集まったファン約 200 人の前で活躍を誓った。

新入団選手は 1 人ずつ自己紹介し、アピールポイントや富山で行ってみたいところ、抱負などを語った。高岡市出身の荒井京介投手は「気合のこもったピッチングでしっかりアピールしたい」、氷見市出身の小林路春投手は「NPB（日本野球機構）に一歩でも近づき、富山を盛り上げていく」などと述べた。

今季から指揮を執る上原茂行監督は「能力が高い選手が集まっている。一つになって頑張っていきたい」とし、永森茂社長もあいさつした。

会見後には県出身選手が取材に応じた。桜井高校から入団した小林斗輝内野手は「初球から振っていき、ホームラン 10 本を打てるよう長打力を磨いていく」と決意表明。富山市出身の玉生貴一内野手は「球際の強さなどの持ち味を生かした堅実な守備を発揮し、開幕からスタメンとして出られる選手になりたい」と力を込めた。

高岡市の射水神社で必勝祈願も行い、上原監督や選手ら 35 人が優勝に向けて決意を新たにした。

リーグは富山と石川ミリオンスターズに加え、今季から滋賀ハイジャンプスが準加盟となる。5 月 5 日に金沢市民野球場で開幕し、ホーム開幕戦は 10 日に高岡市の高岡西部総合公園野球場でそれぞれ石川と対戦する。今季は 5～7 月上旬を前期、7 月中旬～9 月を後期とする 2 期制で、石川と 30 試合、滋賀と 10 試合を行う。