早大、初戦を白星で飾る

昨年、東京六大学リーグで春秋制覇を果たした早大が、社会人の日本通運と今年初めてのオープン戦を行い、5-1 で勝利しました。

越井＆香西が好投

救援で登板した新 3 年の越井颯一郎投手と香西一希投手が、それぞれ無安打で 2 回と 3 回を無失点に抑え、新たなシーズンにかける意気込みを示しました。

越井、自己最速更新に自信

右腕の越井は、力強い直球で社会人に真っ向勝負を挑み、奪三振 4 を記録。自己最速にあと 1 キロまで迫る 145 キロをマークし、「この時期に（145 キロが）出たので、これから最速を更新できる手応えはあります」と語りました。

香西、技巧派で打線をほんろう

一方、技巧派サウスポーの香西は、両サイドの低めにストレートを決めて日本通運打線をほんろう。計 6 つの三振を奪い、「要所でコーナーに決める力には自信があります。身長が高くない（171 センチ）からこそ、低いところから伸びる真っすぐが利いているのでは」と振り返りました。

香西、先発陣入りを目指す

香西は、昨秋まで 18 試合で投げて 3 勝を挙げていますが、先発マウンドに上がったことがない。今年の目標は、先発陣の一角を担うこと。「カーブだったり、緩いボールでカウントを取る力を身に付けたい。（エースの）伊藤樹さんが得意としているので、見習っていきたい」と語りました。