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トヨタC-HR EV試乗:1週間で返却を惜しむ完成度

電費と走行性能を両立した1台に、モデルY乗りの友人も感動

北米市場などで展開されるトヨタの2026年型「C-HR EV」。1週間にわたってこのクルマに乗る機会を得たが、かつてEV展開に慎重な姿勢を貫いてきた同社だけに、その出来栄えが問われる形となった。結論から言えば、実際の印象は事前の予想を大きく上回るものだった。

特筆すべきは、高い電費効率と快適な走行性能を1台の中で両立させていた点だ。1週間の試乗を通じて、このクルマの完成度の高さは際立つばかりで、貸出期間が終わる頃には返却が惜しくなるほどの愛着を覚えた。慎重姿勢で知られたトヨタがここまで仕上げてきたこと自体が、大きな転換を感じさせる。

競合車オーナーの反応も見逃せない。テスラ「モデルY」に乗る友人に同車を体験してもらったところ、その出来栄えに感動していた。EV市場で先行してきたテスラの現行オーナーが認める水準に達したという事実は、トヨタが本気でEVに取り組んでいることを示す結果と言えるだろう。

かつて慎重とされたメーカーが、電費と走りの両面で高い水準を満たすEVを世に送り出した意義は小さくない。C-HR EVの登場は、北米EV市場における選択肢を広げるとともに、トヨタの電動化戦略が新たな段階に入ったことを印象づける1台となった。


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