クインシーズ刈谷が国際化戦略加速!ベテラン・トムコムが選手兼コーチで新体制をリード
大同生命SVリーグ女子のクインシーズ刈谷が4カ国出身の精鋭選手を獲得。40歳のタイ代表ベテラン・トムコムが選手兼コーチとして新戦術を構築し、国際色豊かな新戦力でリーグ制覇を目指す。

国際派戦力が集結!クインシーズ刈谷の新戦略
2025年シーズンに向け、クインシーズ刈谷が大胆な補強を実施。アメリカ・ロシア・ドイツ・タイの4カ国出身選手を獲得し、チームの国際化を加速させた。特に40歳のベテランセッター・ヌットサラ・トムコムが選手兼コーチとして加入したことが注目を集めている。
新加入選手の戦歴と期待
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ダニエル・カッティーノ(アメリカ/オポジット)
- イタリア・ブラジルリーグでの経験豊富な攻撃の要
- 2022-23シーズンに続く2度目の在籍でチーム再建の鍵に
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ソフィア・クズネツォワ(ロシア/アウトサイドヒッター)
- 欧州3カ国リーグで培った万能型スパイカー
- 日本初挑戦で新たな攻撃パターンを構築
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マリー・シェルツェル(ドイツ/ミドルブロッカー)
- ドイツ代表候補の長身リーチ(192cm)を武器にネット際を支配
- 2016年の来日経験を活かした即戦力期待
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ヌットサラ・トムコム(タイ/セッター)
- アジアクラブ選手権ベストセッター受賞の戦術家
- 選手兼コーチとして若手育成と戦術構築を両立
選手コメントから見える意気込み
- カッティーノ:「日本のリーグ戦の過密日程を経験済み。コンディション管理で若手をリード」
- クズネツォワ:「『和の戦術』を学びつつ、欧州式システマチックプレーを融合」
- シェルツェル:「ドイツ式ブロック理論を日本スタイルに適応させる」
- トムコム:「アジアNo.1セッターの経験を次世代に継承することが使命」
戦力分析と新シーズン展望
多国籍トリオの相乗効果
攻守の要となる3ポジションに異なるバックグラウンドを持つ選手を配置。特にトムコムの二重役割が、国際経験豊富な選手層を束ねる重要な役割を担う。チーム関係者によると「グローバルスタンダードな戦術と日本式チームワークの融合」が最大のテーマに。
データで見る強化ポイント
- 平均身長:184cm(前年比+5cm)
- 国際試合出場経験:延べ127試合
- 使用言語:4カ国語(英語・ロシア語・ドイツ語・タイ語)
2025シーズン開幕戦は9月6日、デンソーアリーナで開催予定。新戦力が織りなす多文化クロスプレーに注目が集まる。