【卓球Tリーグ】日本生命レッドエルフが主力不在の熱闘制す!13歳ルーキーvs中国代表の攻防に沸いた開幕戦
ノジマTリーグ2025-2026シーズン女子開幕戦で、主力選手を欠く日本生命レッドエルフが日本ペイントマレッツを3-1で撃破。13歳ルーキー村松心菜のデビュー戦や最終ゲーム逆転劇が熱戦に彩りを添えた。

新星デビューとベテランの意地が交錯
■ダブルス戦の神経戦
笹尾明日香/上澤杏音ペアが第1ゲームを9-11で先取するも、第2ゲームではニッペMの高校生ペア青木咲智/髙森愛央に反撃を受ける。最終ゲームでは5点連取の末に日本生命が先制点を獲得。笹尾は「相手の動きを冷静に分析できた」と勝利の要因を語った。
■13歳ルーキーvs元中国代表
ニッペMの13歳・村松心菜がTリーグデビュー戦で范思琦と激突。第1ゲームを11-3で圧勝するも、范の経験値が次第に影響。「ジャーヨ!」の声援に後押しされ、范が3-1で逆転勝利。村松は「もっとサーブのバリエーションを増やしたい」と決意を新たにした。
■ベテラン芝田の意地
第3試合でニッペMの芝田沙季が面手凛と死闘を展開。10-9のマッチポイントを迎えた第5ゲーム、芝田が冷静なバックハンドで逆転勝利。「年齢より経験で勝負したい」と33歳の意地を見せた。
■最終戦のドラマチック決着
赤江夏星vs青木咲智の若手エース対決は劇的展開に。9-7とリードした青木に対し、赤江が「頭をフル回転させた」4点連続逆転で決着。日本生命監督は「選手全員が個性を発揮できた」と総括した。
注目のスタッツ
- 范思琦:第3ゲーム勝率83%(5/6ポイント)
- 芝田沙季:バックハンド決定率62%
- 赤江夏星:最終ゲーム逆転率100%
次節展望
9月1日の対戦では主力選手復帰が予想され、「完全体同士の激突が待ち受ける」(卓球専門誌コメント)。