【Bリーグ】大倉颯太が故郷石川で熱き指導!次世代育成クリニックに120名集結「夢と絆をバスケで伝えたい」
アルバルク東京の大倉颯太選手が故郷・石川県で3年連続開催したバスケットボールクリニック。120名の小中学生にプロの技術指導を通じ、夢と地域バスケの発展を熱く語った。

大倉颯太の想いが詰まった特別クリニック
2025年7月21日、石川県かほく市総合体育館に熱気が溢れた。アルバルク東京のエース・大倉颯太選手が主催する「KOA BASKETBALL ACADEMY SUMMER CAMP IN ISHIKAWA」が3年連続で開催。抽選で選ばれた120名の小中学生が、現役Bリーグ選手の直接指導に目を輝かせた。
「ドリブルの際は視線を上げて!」 「シュートフォームの軸を意識しよう」
約2時間にわたるクリニックでは、基本スキルの徹底指導に加え、プロ選手ならではの戦術解説も実施。大倉選手自らデモンストレーションを見せると、会場からは「すごい!」「かっこいい!」と歓声が上がった。
次世代育成への情熱
「能登半島地震からの復興支援も兼ねた今回の開催。バスケを通じて子どもたちの心に灯をともせたら」と語る大倉選手。東海大学時代から特別指定選手として活躍し、Bリーグ優勝3回・オールスター3度選出の実績を持つ27歳が、地元への恩返しとして継続する社会貢献活動だ。
プログラムの特徴
- プロ直伝のステップワークトレーニング
- ゲームシチュエーションを想定した実践練習
- メンタルコーチングセッション
- 質疑応答タイム
参加した小学6年生の男子は「NBAを目指すって言ったら、『まずは毎日100本シュートしよう』ってアドバイスくれた。絶対プロになる!」と興奮気味に話した。
未来へ繋ぐバスケの輪
2023年から東京・埼玉で始動した「KOA BASKETBALL ACADEMY」は、次期日本代表候補の発掘を目的に、科学的トレーニングメソッドを導入。今回の石川クリニックでも、スポーツ心理学に基づく「目標設定法」の講義が好評を博した。
大倉選手は最後に参加者へエールを送った。 「君たちが将来BリーグやNBAで活躍する姿を見るのが僕の夢です。今日学んだことを毎日の練習で積み重ねてください」
地元メディアによると、今回のイベントには県内外から30人以上の指導者が視察に訪れ、地域バスケットボールの活性化に大きな期待が寄せられている。