圧倒的パフォーマンスで初戦突破

世界ランク10位のアンドレイ・ルブレフ（27歳）が、ATP250シリーズ・ミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ（ロスカボス）2回戦で、地元メキシコのA・エルナンデス（世界ランク493位）を6-3, 6-2のストレートで下した。試合時間1時間14分の圧勝劇で、ツアー通算80度目となるベスト8進出を決めた。

主要スタッツ

• サービスエース：9本
• ファーストサービス得点率：92%（35/38）
• ブレークポイント獲得率：4/7（57%）
• ネットプレー成功率：83%（5/6）

戦術分析

1. サービスゲームの支配
ルブレフは第1サーブ時に92%という驚異的な得点率を記録。スライスサーブとフラットサーバーを使い分け、エルナンデスのリターンポジションを混乱させた。

2. リターン時の前進戦略
第2リターン時に積極的にネットへ詰める戦術で、相手のセカンドサーバーにプレッシャーをかけ続けた。全ブレークポイントのうち3つがこのパターンで獲得されている。

ベテランの経験値

27歳のロシア人選手は今シーズン：

• ハードコート勝率：78%（25勝7敗）
• ブレークポイントセーブ率：67%
• 3セットマッチ勝率：82%

次戦展望

準々決勝で対戦するE・ナヴァ（アメリカ/世界123位）について：

• 今大会ブレーク成功率：42%
• 前戦では第6シードを破る番狂わせ
• ルブレフとの過去対戦：未遭遇

大会データ

• 会場：カボ・サン・ルーカス・テニスクラブ（ハードコート）
• 賞金総額：$1,000,000
• 観客動員数：2回戦全日程で計8,200人（主催者発表）

次戦は現地時間18日午後3時（日本時間19日午前6時）開催予定。