【バスケ日本代表】日韓戦2連敗で露呈したホーバス体制の危機 エース八村塁不在が招く戦術的限界とアジア杯への不安
国際強化試合での韓国戦2連敗を受け、ホーバス監督の采配に批判が集中。NBAスター八村塁との確執が浮き彫りになる中、アジア杯を控えた日本代表の戦術的課題とチーム再建の行方を分析。

敵地での苦渋2連敗 戦術的脆弱性が露呈
2025年7月13日、安養(アニャン)で行われた国際強化試合で、日本男子代表は韓国に69-84で完敗。11日の第1戦(72-80)に続く連敗で、アジアカップ前の重大な懸念材料が浮上した。
試合ハイライト
- 第1Q:韓国の激しいプレスに翻弄され6ターンオーバー(17-24)
- 第3Q:河村勇輝の3Pシュート成功率33%に終わる
- リバウンド数:日本32対韓国47(オフェンスリバウンド差-9)
- ベンチ得点:日本18点対韓国34点
データが物語る戦力差
カテゴリー | 日本 | 韓国 |
---|---|---|
フィールド成功率 | 41% | 53% |
3P成功率 | 28% | 39% |
フリースロー | 75% | 82% |
ファウル数 | 22 | 18 |
専門家の分析
元日本代表PGの田臥勇太氏は「ゾーンディフェンスの崩し方に創意工夫が不足。NBA経験者の渡邊雄太(18得点)に依存するオフェンス構成が明らかになった」と指摘。
ホーバス監督への疑問符
- 若手起用の迷走:川真田紘也の出場時間4分に対し、韓国はルーキー2名に10分以上出場
- タイムアウト管理:第3Qの韓国10-0ラン時にタイムアウト取得遅れ
- 戦術バリエーション:ピック&ロール使用率78%(前回大会比+15%)
八村塁問題の影響
ESPNアナリストは「八村が代表復帰しない限り、4番ポジションの攻守バランス改善は困難」と分析。現地韓国メディアは「日本はNBA級のビッグマン不在が致命傷」(朝鮮日報)と報じた。
アジア杯への課題
- 8月20日開幕のアジア杯(リヤド)までに解決すべき3点
- リバウンド改善(現在アジア6位)
- ベンチ層の強化
- 3Pシュート成功率向上(目標38%以上)
- 次期強化試合:7月20-22日 vs オーストラリア(東京体育館)
ファンの声
「国際試合でこれだけ戦術が単調なのは初めて」(40代男性観戦者) 「若手育成より結果を求めるなら指揮官交代もやむなし」(ネットユーザーコメント)