早大・伊藤樹が6回1失点の快投!日米大学野球選手権で日本が圧勝、ドラフト候補右腕の存在感爆発
2025年日米大学野球選手権開幕戦で、早稲田大学のエース・伊藤樹投手が6回1失点の好投を見せ、日本代表が6-1で米国に快勝。ドラフト候補右腕のピッチング術とチームの活躍を詳細リポート。

圧巻のピッチング術
エスコンフィールド北海道で開催された日米大学野球選手権開幕戦で、早稲田大学・伊藤樹投手(4年)が6回3安打1失点の好投。縦に割れるカーブと最速152km/hの直球を武器に、MLBスカウト注目の米国打線を翻弄した。
監督の信頼に応える投球
堀井哲也監督は「カウントを取られた状況でも揺るがない精神力が光った」と評価。3回無死満塁のピンチではスライダーで三振を奪い、米国ベンチから驚嘆の声が上がった。
スカウトが高評価
日本ハム・大渕隆球探部長は「配球の知性と投球リズムの良さがプロ級」と指摘。2ストライク後の決め球成功率87%というデータが投球内容の高さを物語る。
打線の爆発で勝利決定
5回表には青学大・小田選手が大会第1号となる3ランを放ち、計6得点で試合を決定づける。伊藤のマウンドで築いたリズムが打線に連鎖した好ゲームとなった。
次戦への布石
伊藤は「チームの勢いをシリーズ全体に繋げたい」と意欲。次回登板が予想される第3戦で、米国トップ級打者との再戦が注目される。